30代職歴無しニートのエア就活
自分のエア就活はこんな感じでした。
まず朝一番にハローワークに行ってくるといって家を出る。
そしてハローワークには行かずに図書館に行き漫画を読んで夕方帰る。
漫画はハンターハンターとか鋼の錬金術師とか読んでいましたね。
あと幽遊白書も途中まで。幽遊白書は割と自分の世代の漫画だとは思うのですが・・・
正直アニメをちらっと見たことしかありませんでした。
幽遊白書も人気あったんだろうけどあの頃は本当にドラゴンボールがとにかく人気だったなーって印象が強いです。
あの頃は魅力的な人気漫画一杯あって本当に凄い時代でしたね。
まあそのことはどうでもいいんですが。
そのような感じでエア就活を続けてたんですがぶっちゃけ外には出るものの応募とかもしてないし
親にはばればれだったかなあ。
ところでその頃認知症の爺さんが倒れて病院に入院してましてね。
何度も倒れて病院に行ってたのですがさすがに今回は厳しいといった感じのことを言ってました。
他の人が爺さんのこと考えている中、自分は葬式出なきゃいけないのかなーってことを凄く不安に考えていました。
20代は基本的に無職で過ごしていたわけですが親戚がやってくるお盆や正月は憂鬱でした。
まあ普通に会わないのですがトイレなどに行きたくなって部屋を出ることもあるじゃないですか?
自分はボトラーとかでもないのでトイレに行きたくなると忍びのように気配を消して部屋を出ていました。
しかし葬式となると堂々と親戚を顔を会わせないといけません。
ですので別の人と違う理由で必死こいて生きてるのを祈ってました。
ちなみに30歳フリーターになった理由の一つがそれでもあります。
爺さんももういつ逝くか分からなかったから・・・既に100歳超えてましたからね。
30歳ニートより30歳フリーターの方がまだ顔合わせやすいじゃないですか?
あんまり変わらないとは思いますが一応社会参加してるという点では違うかと思いまして。
でも結局退職した挙句この有り様です。
だから必死こいて爺さんの蘇生を祈っておりましたが、結局夜には訃報が来ました。
30代職歴無しニートの葬式参加
結局爺さんは帰らぬ人となり、自分も葬儀に参加することになってしまいました。
葬儀に参加したくなかったので前から「葬式は出たくないからそのときは旅行でも行ってるわ!」
と言ってたのですがやっぱり出なきゃいけない雰囲気になっておりました。
というか旅行に行く気力がありませんでした。
引きこもりすぎてヘロヘロだったし旅行の準備すらするのが億劫だったのですよね。
それで家に一人でぽつねんと黙っているわけにもいかないので・・・仕方なく出ましたね。
そういった冠婚葬祭など10年近く前に母方の祖父の葬式に出たきりですので着ていく喪服がありませんので購入もしました。
どうせ買うならスーツでいいんじゃと思ったんですがわざわざ葬式用のを買いました。
母親は「次はそのうち自分か父親のに出ることになるだろうし」みたいなこと言ってました。
笑えんよ。
そして葬儀に出席。
まあ・・・出る前はとてつもなく憂鬱でもう清水の舞台から飛び降りるような思いでした。
しかし、行ってみると特にあんまり厳しいことは言われなかったです。
従兄弟はきちんと公務員をしてるのでその話してたりしましたが自分は特に仕事について触れられず・・・
自分はもう俯いてた感じでしたけどそこまできついことはなかったです。
どっちかというと腫物を扱うような感じだったんですかね?
それでも早く終わってほしいとは思っていましたけどね。
ただ話はしなかったものの従兄弟は結婚して仕事も学校出てからきちんと続けていて
嫌が応にも自分の現状について考えさせられましたね・・・。
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