30代職歴無しニートの底辺バイト記6~日雇い派遣の救世主~

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底辺バイトの思い出
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30代職歴無しニートの底辺バイト記5~いい加減なアルバイタ―~
いい加減なバイト社員 底辺バイトやってたとき、仕事先には凄く適当というかいい加減な人がいました。 ラインの補助作業をやっていても凄くだらだらやってて余裕で間に合わない。 シール張り作業をやっていても凄くだらだらやってて常人の2分の1のペース...

日雇い派遣の人たちが来るようになった

底辺バイトをはじめてから数カ月くらいたった頃、日雇い派遣の人たちがくるようになりました。

足りない分の人を日雇い派遣会社を利用して集めることにしたみたいです。

日雇い派遣の方がコストが高くつくから自前で人を集めて回していきたかったのが本音みたいですけどね。

人を入れてもすぐやめてしまい、会社の方だけでは全然人数を揃えられないので苦渋の策だったようです。

底辺バイトなんてどれも大変なのかもしれませんが、あそこも実際かなり大変だったんですよ。

入った初日にライン作業に回されたものの、午後には息も絶え絶えになりつつやめさせてくださいって言ったおばちゃんのバイトさんもいたくらいです。

そんなわけで日雇い派遣の人たちを入れはじめたわけですがその中で自分と一緒にラインの補助をやることになった人もいました。

日雇い派遣のプロフェッショナル

自分はその頃にはだいぶラインの補助にもなれてきていて、それまでは全然補充が間に合っていなかったのが
ぎりぎり間に合わないくらいのレベルになっていました。

そんなわけで自分は高みから「ああ~さすがに初日の人じゃ厳しいだろうな~w」なんて思いながら彼の作業を見ていたわけですが、彼は初めての割に普通にラインペースについてきていました。

なんならむしろ俺の方が若干遅れているくらいのレベルだったのです。

そんな感じで意外とすんなり午前の作業が終わったので感心しつつ昼休みにちょっと話しかけてみたのですが、彼は日雇い派遣で色々なところに行っていて、当然ライン作業などもやっており、こんなところ目じゃないほどのハイスピードライン作業も経験してるので全然余裕という話でした。

凄く得意げに話していたので実際余裕あるのかなとは思っていたんですが・・・。

午後も引き続き救世主

さて、その後午後の作業がはじまります。

午後もライン作業を延々とやっていくわけですが、ラインのペースは徐々に上がってきました。

というのもラインでは毎日一定の生産ノルマがあるわけですが、そのノルマに対して生産ペースが間に合っていないと後半からガンガン流すペースを上げてくるのです。

当然ライン補助プロの私は余裕で間に合うわけもなく他の人の手伝いなどもありながら進めていったのですが、

夕方になると日雇い派遣の人も流石に若干疲れが出ているようにみえました。

それでもその日の作業はなんとか無事に終わらせ、日雇い派遣の人はそそくさと帰っていきました。

一方直接雇用の人たちはなぜか残されて、社員の中でもやたらと口うるさい爺さん社員に色々叱りつけられておりました。

そのやかましいじじ・・・爺さん社員も彼には一目置いたらしく筋がいいと褒めておりました。

まあライン補助の筋がよかろうと爺さんのお褒めに預かろうと別になにかいいことはないんですけどね。

それでも彼がこれからも定期的にくるならそれなりに回していけるのかな?と少々ほっとしてはおりました。

実際ラインも全然まともに回ってませんでしたからね。

あまりにも回らなさ過ぎてしょっちゅう残業があったのです。

まあ私は残業しないで帰っていましたけどね。

その後の日雇い派遣の救世主

その後、色々な日雇い派遣の人が来たものの彼はもう来ることはありませんでした。

その頃話してたバイト仲間の爺さんに彼の話をすると「ああ彼はもう来ないよ、帰りにもう無理だって言ってたから」みたいなことを言われました。

確かに夕方には結構少々きつそうな様子でしたが、昼には自信満々だったのでまさか1日でギブアップされてしまうとは思いませんでした。

普通のハイスピードライン作業には慣れていても、ここの作業は製品が固まってて補充作業自体が大変だったので(というかそれが一番この作業のきついところでした)、やっぱり時間がたつにつれて辛くなってしまったのかもしれません。

救世主も一日でやめる明るく楽しい職場でした。

 

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